ココロのトリートメント

境界性パーソナリティを患っているブログ主の闘病ブログ

寂しさ

例えば自分の彼が自分といない時にその時間を楽しんでいる事を

何故こんなに寂しいと感じるのでしょうか。

 

自分の事なんか忘れて楽しんでいるからそれが寂しいのか

そもそも離れている事が寂しいのか。

 

でも常に一緒にいるなんて物理的に不可能ですよね。

 

一人の時間を楽しめるのがいい女だとか

パートナーが楽しんでいる事が自分の幸せとか

 

それは境界性パーソナリティ障害という病にかかっていない人の言う素敵なパートナーシップの在り方だと思います。

 

ボーダーでなくてもそれができなくて苦労している女性もたくさんいる。

 

そんな中で

この不自由な自分を持っているわたしにはその事がとても

耐え難いくらい寂しい。

 

寂しさはどうやったら紛らわせるのでしょうか。

 

過食、お酒、薬、寂しさを埋めるための異性?

 

きっとどれでも埋まらないと思います。

 

わたしはうつ病に関しては治して行こうという気持ちを持っています。

 

でも

ボーダーに関してはもう

諦めていると思う。

 

ボーダーの人はしばしば誠実で父性的な魅力を持った人に出会うと岡田先生の本に書かれていました。

 

わたしの知人にもそんな男性に出会えて幸せになった人が数人います。

本当に羨ましい。

 

だけどわたしには

そんな人が現れるとは到底思えない。

 

彼女達は自分とは違う世界の住人だと感じます。

 

境界性パーソナリティ障害の人間の持つ愛情飢餓。

 

わたしはうつ病の憂鬱よりも

貪りたくないのに貪ってしまう

貪っても貪っても満たされない

この愛情飢餓に殺されるんじゃないかと思います。

 

ボーダーにとって本当のブラックホールは

あの飲み込まれてしまいそうになる憂鬱ではなくて

終わりのない足りない愛情

恐ろしいほどの大きさの寂しさだと思う。

 

たとえうつ病が終わったとしてもボーダーから来る憂鬱は決して終わらないです。